自殺に追い込む謎の力。

すなわち最強

作品

  • 監督

鈴木清崇

  • 原作

野崎まど

  • 主な出演者

正崎善(中村悠一)

曲世 愛(ゆきのさつき)

九字院 偲(櫻井孝宏)

文緒 厚彦(小野賢章)

瀬黒 陽麻(M・A・O)

あらすじ

アグラス事件発覚により、正崎ら東京地検特捜部は製薬会社の日本スピリから捜査資料を押収した。しかしそれらを検証する際、ファイル内に報告書の裏に、血痕や毛髪などとともに書かれた大量の「F」の字が綴じられていることに気付く。捜査を進めると、政治と関与している可能性が浮上したため、アグラス事件よりも因幡の捜査を優先して秘書の足取りを追うことにしたが、その途中に正崎の部下である文緒が突如自殺する。因幡と文緒の死を皮切りにさらに捜査を進めていく中、正崎は謎の女・曲世愛と出会う。


アニメ【バビロン】第一弾PV

感想

曲世愛の能力怖すぎて草

私自身、本当に怖い能力は雷や火やパワーじゃなくて洗脳だと私は思っている。

過去に「BLEACH」という漫画で愛染京介という敵がいた。めちゃくちゃ強い敵なのはもちろんのこと、彼のもつ能力(斬魄刀)は「鏡花水月」という人の五感を錯覚させる能力がとても凶悪であった。

分かりやすく言うと、味方Aは敵Aを攻撃しているつもりであるが、鏡花水月の能力によって、味方Bを敵Aだと錯覚して殺害してしまう状況を作り出すことができる。

知覚を頼りに生きている人間にとって五感を支配されるほどつらい状況はないだろう。

人の知覚に関する事を奪われたら正直なにもできないし、ある意味で洗脳も五感を奪われるようなものであるから、私はこれらの能力を最強であると位置づけている。

ここで今作の曲世愛の能力について話していきたい。彼女能力はシンプルに言うと、「自殺」と「オーガニズム」を融合させ、死そのものに性的快感を抱かせるような能力である。

つまり性欲と同じで、我慢すれば我慢するほどあふれ出てくるものであって、我慢できない感情である。むしろ我慢するほど辛く、逆に死んで解き放たれる時に「至福」を迎えるという事だ。

曲世愛にはその人の感情や欲求を自由自在に操り、人を「死」という快楽に向かわせる非常に極悪極まりない能力なのである。

「死」自体が性的快感になるというのは自傷行為が行き着く先なのか、それとも抑圧から解き放たれた快感なのか。正直分からない。だが彼女の能力はフィクションだとしても、実は死ぬことやそれに準ずることを快感、快楽と感じている人は多くいるのかもしれない。

瀬黒の殺し方

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彼女の殺し方はとてもえぐかった。正直めちゃめちゃ愛着がわいているキャラというわけでもなかったが、実際に死ぬちょっと前に正崎との絆が芽生えるような描写もあったこともあり、非常に心苦しい描写であった。これからたくさん活躍していくだろう若き女性検事が台の上に下着姿で磔にされて、四肢を斧で切断されていくというのは正直見てられなかった。

描写も最悪だった。あくまで地上波作品であるからゴア表現に対して対策していかないといけない。そのため穏やかな家庭と残酷な処刑現場との描写を交互にいれ、

ウインナーを切る映像を、腕を切断する映像に変えて想像力をより一層高めてくれるような表現方法になっていた。秀逸な表現方法であるがゆえに、凄惨さがより際立っていた。

まぁとりあえず人死にすぎ。アカメが斬る!ですか?

原作の結末

原作は小説であるがその小説はまだ完結していない。

三巻になって舞台はいきなり飛んで世界になっている。

自殺法は国内のみならず、世界にまで蔓延しており、正崎はそれを止めるためFBI捜査官なった。しかし結局大統領も曲世愛に殺され、正崎も真っ向勝負するが見られただけで倒れる始末。覇気をもった曲愛には勝てなくて、今後の展開難しそうっていうのがオチ。

うーん、収集つかないなこれは(確信)

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【おすすめ度】

☆☆☆☆☆☆☆

今作の魅力の一つであるストーリー展開であるが、私は非常に楽しめている。これはキーパーソンでもある曲世愛の存在も大きいが、それ以上に警察モノとして「謎」と「緊迫」が波状攻撃で覆いかぶさってきて、私を飲み込むような感じが、作品に没入できる要因となっており非常に気に入っている。大筋のストーリー展開も面白いがこの緊迫感も今作を楽しめる要因となっている。ぜひ見てほしい。

著・なめこ汁

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