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 あらすじ

海が近くにある大学への進学を機に、おじが経営するダイビングショップ「グランブルー」に居候することになった北原伊織。そこで出会ったのはとびきりの美女、そして酒とスキューバダイビングと裸を愛する屈強な男たちだった。そして、元が馬鹿で無神経かつ鈍感な性格の伊織は彼らとの暴走にのめり込んでいく。

 感想

久しぶりに上質なギャグアニメに出会えた気がする。この作品は我々大学生が大学中に恐らく経験している人も多いであろう題材を誇張し、面白おかしく描いている、恋あり酒ありハチャメチャ楽しい学園生活を描いている。

まずこの作品の素晴らしい点として「舞台設定」「登場人物」「脚本」「ギャグ」が挙げられる。以下詳細を述べていきたいと思う。

 舞台設定

架空の伊豆大学を舞台に新入生がダイビングスクールを営む寮に入るという事を聞いただけで羨ましいのだが、なおかつ美人な女性が2人もいて同じ大学の生徒だという設定に私は痺れた。

一見いわゆるありがちな設定だが、「ぐらんぶる」にはよりその設定を親密に感じることができた。後述するが登場人物の等身大の描写であるがゆえによりストーリーに共感し入り込めるという、舞台設定×登場人物のシナジーが上手いこと働いている作品だと感じた。

 「登場人物」

前述したように描かれている登場人物は全員どこか等身大で、角がなく優しく思いやりがある人間で構成されている。もちろん対比となるヒールな存在にはそれなりの悪を入れているが、どのヒールも結局は良い人間であり、不快感を感じさせない仕様となっている。そうしたところに「安心して鑑賞できる」、「心無にして楽しめる」と言った純粋な楽しみ方ができるのが今作なのではと感じた。

さらに女性キャラクターが非常にかわいい。実際にこんな女性がいたら「大学生時代死ぬほど楽しかっただろうな」と思いふけってしまうほど、作中に出てくる女性は魅力的に思えた。これらが今作の大きな魅力であるからこそ、この作品自体をまた見たいと思ってしまう原因なのではないかと考える。

 「脚本」

脚本としてはもう少しダイビング要素を追加してくれればもっとメリハリが出て、ダイビングに打ち込む姿と極限までふざける姿のギャップでより主人公たちにより共感でき好感を持てるのではないかと思う。しかし大筋のキャンパスライフを必死に楽しむ主人公たちを見てこれはこれでいいのかもしれないと感じた。脚本で楽しませるというよりは、時折「真面目」を混ぜながら卒業まで「ゆったり」とした安定した空間をこれからも描き続けてほしい。これがたまらなく好きなのだ。

 「ギャグ」

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一言で表すと、「質のいいギャグ」という印象だ。基本的にはお酒や色を使ったギャグが多いが、実際に大学生活中にありがちなネタなどを散りばめているせいか身内事のように笑えるのが心地いい。青春を思い出せるような爽快な笑いを多く生んでくれるおかけで、心のリフレッシュになる作品である。

 【おすすめ度】

☆☆☆☆☆☆☆☆

学生時代に思いを馳せたい人、明るい学生時代を過ごしたかった人などに

おすすめの作品。下ネタ多めなので、そこは注意。

自分の学生生活振り返って悲しくなる人も多い作品になっているので、鮮やかではない学生生活を送った人は覚悟を決めて鑑賞したほうがいいかもしれない。割と切なくなる作品ではあった。

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