『アントラム』“観たら死ぬ映画”は嘘⁉本当に人を呪うのか考察

作品情報

 キャスト

 

監督マイケル・ライシーニ、 デヴィッド・アミト
主な出演者

ニコル・トンプキン・オラリー

ローワン・スミス・ネイサン

シュウ・サキモト

 

あらすじ

 

『アントラム』。それは1979年にアメリカで撮影された1本の映画。死んだ愛犬の魂を弔うために地獄への扉を開いてしまった幼い姉弟を描くその映画には、映ってはいけない恐ろしいものが映り込んでいた。そして、それを上映しようとした者たちが次々と謎の死を遂げ、フィルムは行方不明となった。ドキュメンタリー作家マイケル・ライシーニとデヴィッド・アミトは、この伝説の映画を追跡し、ついに幻の35ミリ・フィルムを発見。関係者の証言とともに、ここにその驚愕の本編をノーカットで世界に公開する。

 

 なめこ汁の考察感想

 

この映画の持つ呪い

 

映画関連の死者

※88年ハンガリー・ブダペストで上映中の映画館全焼、56人死亡
※ジョーンズパーク映画祭ジャネット・ヒルバーグ、映画を見て24時間後に死亡
※コロラド映画祭トム・スタイラム、鑑賞後に感電死
※ラホヤ映画祭ジョー・バリンジャー、鑑賞後にオニダルマオコゼの毒針に刺されて死亡
※93年サンフランシスコの映画館で上映中に暴動発生、死傷者30名

 

オニダルマオコゼに刺されて死亡はなんか笑ったが、とにかく公式HPを見る限り本当に人が死んでいるようです。一見いかにも具体的な人名や地名が出てきているので信憑性があるように見えます。

そのあたりも含めて、この映画が持っている”呪い”について、この映画が本当に人を殺すのか、感想を交えて話して行きます。

 

 

呪いは実在している?

 

 

現在『呪い』は存在しているかもしれないし、してないかもしれないと言う結論が正しいです。

以下に断言できない理由を見ていきましょう。

 

トピックを話す前に「悪魔の証明」についてご存知ですか?

 

悪魔の証明というのは、簡単に言うと「存在しない」を証明するのは非常に難しいことだと言う比喩表現です。なお、ここでは「悪魔の証明」=「消極的事実の証明」と定義しています。

つまり、呪いが「ある」と言うことを証明するには呪いの一例を挙げればいいのに対して、呪いが「ない」と言うことを証明するには、森羅万象を調べ尽くさなければならず、不可能に近いのです。現在の科学で解明できていないため懐疑的な見方も多い呪いですが、このように「存在しない」とも言えないのが呪いというものなのです。

 

呪いとは幽霊や妖怪と同じで近い将来科学によって正体が明かされるかもしれませんが、今は未知の存在です。だからこそ、我々はその未知の部分に恐れ慄き半信半疑ではありますが、呪いの存在をどこか身近に感じているのかもしれませんね。エンタメに呪いや幽霊などのコンテンツは非常に多いのはそう言うことだと思います。

 

 

本当にこの映像を観たら呪われるのか?

 

 

上記の呪いの存在についてはあくまで一般的な考え方ですが、次にお話しするのは私個人の考えです。

 

結論、私はこの映像を見ても呪われないと思っています。というのも、映像を見だけで呪われるというのはいささか出来過ぎというか”便利すぎ”だからです。呪いというものは本来、不特定多数ではなく、個人に向けて入念に準備をして行うものであって、映像にありったけの怨念を込め、見た者すべてを無差別に不幸にするというのは、力が強すぎるというか、創作くさいというのが率直な感想です。

 

おそらくこの映画に関しては3つの点があったら顔に見えるというシュミラクラ現象のように、たまたまその周辺で起きた不幸や事故事件などを呪いと結び付けて考えてしまうある種の心理的作用が働いています。というかそもそも事件自体がプロモーションで、事件は架空のモノという可能性も大いにあります

 

昔、『裏ホラー』という”見るの自己責任系ホラー映像”がありましたが、本作も同じ匂いがしますね…

 

 

 最後に

 

なめこ汁
100%のフェイクドキュメンタリー

 

ただ気を付けてほしいのが、この映画の映像や音声自体に精神的に不都合を与えるような細工や、人が不快に思う何かが仕込まれていたらそれに触発されて暴動などもあり得るかもしれません。

今作がもし人が「観たら死ぬ映画」なのなら、それは呪いの介在というよりは、人為的に人知の範囲内で人を狂わせる映画として作られたと私は考えています。どちらにせよ鑑賞には注意を払って自己責任でお願いします。ちなみに興行としてこの映画を見るのならプロモーションの仕方は、すごくそそられると思います。

 

 

以上、なめこ汁がお届けしました!

この記事が気に入ったら
フォローしよう

最新情報をお届けします

Twitterでフォローしよう

おすすめの記事