グロ道化師『クラウン』の評価と”子供を喰らう”悪魔の正体を解説

作品情報

キャスト

 

監督イーライロス
主な出演者

アンディ・パワーズ

ローラ・アレン

ピーター・ストーメア

主な登場人物

ケント・マッコイ

メグ・マッコイ

ハーバート・カールソン

 

あらすじ

 

ピエロの衣装を着て息子の誕生日を祝ったケント(アンディ・パワーズ)は衣装が脱げなくなり、やがて肌に同化し始めていることに気付く。その衣装には、かつて子供たちをむさぼり食っていた悪魔「クロイン」伝説にまつわる謎が秘められていた。邪悪な魂に取りつかれたケントは、完全にクロインになってしまう前にくい止めようと考え……。


  

なめこ汁の評価

 

なめこ汁
6/10点

 

良い点

この映画の最高のシーンは間違いなく「テーマパークに潜り込んだ悪魔ピエロによる子供の殺戮シーン」です。

さすがの描写でしたね。ボールの海が血で塗られ子供の白い靴下が赤くなるとか超クリエイティブでした。俺はここにいるという意思表示が見て取れました。

この描写の他にも悲壮感溢れる雰囲気作りやグロいピエロのビジュアルなど、細部に拘った作品作りに終始圧巻される作品でした。

作品を観た人間は口を揃えて「このピエロかわいそう」というでしょう。とにかくホラー映画の中に溢れる悲壮感が独特な空気感でした。

一番最初に思いっきりビビらせてくる演出は個人的にツボでした。FLASHホラーを思い出しました。

 

悪い点

作品全体として悲壮感溢れる素晴らしい作りをしていましたが、どうしても個々の感情の描写が弱かったです。

特に悪魔ピエロのケントが子供を喰べる時の精神的な葛藤をもっと見たかったです。そして結構嫌だったのが悪魔ピエロの能力がしょぼかったことです。

ちょっと力強いだけでただの大きい人間に見えちゃいました。あれならクマに襲われても完封負けして欲しいです。

得体の知れないものに人は慄くのでもっと不気味な存在にしてほしかったです。とはいえこのぐらいの力だからこそのエンディングの切なさが成り立っているので難しい所です。

 

なめこ汁の解説

子供を喰らう悪魔モロク

 

https://bit.ly/2Vw1W7I

 

キリスト教やユダヤ教で忌避される悪魔でモロクという悪魔がいます。頭が牛で生贄に子供を要求する極悪非道な悪魔です。

作中でモロクという単語は出てきていませんが、ピエロの元の意味を説明している時に似た姿のクリーチャーが映っていました。

おそらく悪魔の肌と言われる道化服はモロクの一部から作られたサテライト悪魔だったのではないでしょうか。

生贄の文化が無くなり、子供に飢えたモロクが作り出した代物だと私は理解しました。

人身御供の血にまみれ、親たちが流した涙を全身に浴びた恐るべき王という異名があるという恐ろしさには笑いました。

 

クリーチャーのデザイン

 

https://bit.ly/2Vw1W7I

 

普通でした。ただのピエロです。どちらかというと返信しきる前のほうが奇妙で好きでした。

完全に変身した悪魔ピエロは三流に成り下がっていましたね…。もっと怖くなって出直してきてください。

 

最後に

 

なめこ汁
凄く悲しいホラー映画でした

 

以上、なめこ汁がお届けしました!!

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