『ザ・リチュアル/いけにえの儀式』の評価と巨人族の正体を徹底解説

作品情報

キャスト

 

監督デヴィッド・ブルックナー
主な出演者

レイフ・スポール

アッシャー・アリ

ロバート・ジェームズ=コリアー

サム・トラウトン

ポール・レイド

主な登場人物

ルーク

フィル

ハッチ

ドム

ロブ

 

あらすじ

 

長年の友である4人の男たちが、スウェーデンの森を抜けるハイキングのたびに出かける。数か月前の悲劇を胸に歩みを進める彼らを、想像を絶する恐怖が待ち受ける。

 

 

なめこ汁の評価

 

なめこ汁
7/10点

 

良い点

結構怖かったです

森をハイキングしている最中に不可解な現象に遭遇していく過程は本当に怖かったですし、森で全体像が見えない中、巨人族と遭難の両方と戦わなければならないので見ていてしんどかったです。

ブレア・ウィッチ・プロジェクト』と同じ種類の緊張感が味わえる作品だと思います。序盤で安易に悪魔の姿を映さないのもすごく良く、想像力を掻き立てられました。

とにかく得体の知れないデカいものが蠢いているシチュエーションが好きな人にはたまらないでしょう。姿を現したときのクリーチャーデザインもかなりデザイン性高いモノでした。(というか最高でした)

 

悪い点 

特に見当たらなかったです。強いて言うとすれば「物語の落ちがスッキリしない」と言ったところでしょうか。

仲間を3人失いながらも一応は逃げ切ったように見えたのですが、襲ってきた巨人族の正体や生贄を捧げていた人間たちの素性に対しての説明がおざなりでしたので、未解明を釈然としない人には嫌な終わり方かもしれません。とはいえ私は楽しめました。

 

なめこ汁の解説

 登場した巨人族の正体

 

https://bit.ly/2I2NRa7

 

作中に登場した素晴らしい造形の巨人は、北欧神話に登場する「ヨトゥン」という霜の巨人です。

超人的力を持つ大自然の精霊一員です。主人公たちが初めて家を見つけた際に、北欧神話という話題が出ていましたが、それが伏線となっていました。

 ルークに若い女がクリーチャーの正体を明かしたところで答え合わせされました。進撃の巨人などの影響で巨人は割と人間のような姿をしていると思われがちだが、北欧神話においての霜の巨人は、醜悪な背格好であることに加えて、恐ろしい見た目(爪、牙、奇形の顔つき)をもつ性質だと考えられています。

ヨルムンガンド(蛇)、フェンリル(狼)などが有名ですね。

今作のクリーチャーはヘラジカに人間の上半身を象ったような異形をしていましたが、彼らが巨人族なのに人間の姿をしていない理由は「北欧神話における霜の巨人だから」という事でした。

  

幻覚や錯乱の謎

 

https://bit.ly/2TaptK7

 

彼らは旅中に数多くの幻覚や錯乱を起こしていました。これらもすべて霜の巨人が起因です。

 

巨人と第2の魔術師たちは、ともに目の錯覚を引き起こすことが巧みであり、自分たちや他人の姿を自由に変えたり、自分の本当の姿を偽りの姿の下に隠すこともできた。

『ジョルジュ・デュメジル』から引用

 

こちらの文献にもあるように、霜の巨人の中には魔術を使う個体もいます。

基本的に巨人は知能が低いイメージがありますが、霜の巨人には太古からの知恵が伝えられています。そのため知力もかなり高いことが伺えます。

だからこそ、主人公たちを巧みに森の深淵と導くことができたのではないでしょうか。

もしかするとロブが強盗に襲われ死亡した地点よりもっと前から、彼らはスウエーデンの奥地へと導かれていたのかもしれません。

 

クリーチャーのデザイン

 

https://bit.ly/2wcfgDU

 

本当に大好きです。カッコよく奇妙で狂気染みた姿はなんというか最高です…。

あの見た目で知能が高く狡猾という所も非常にポイント高いです。ここ最近の中で印象に深く残った素晴らしい造形をしたクリーチャーでした。

お家にフィギュアを飾りたいです。

 

最後に

 

なめこ汁
クリーチャーが秀逸すぎる…
以上、なめこ汁がお届けしました!!

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