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あらすじ

免疫力が極度に低下し大気に触れるだけで体が焼かれてしまう少年イーライを救うべく、両親は最後の手段に出る。謎の洋館に連れてこられたイーライは怪訝な表情を浮かべながらも治療を開始した。しかし治療を進めていく中で様々な“幻覚”が見え始めたイーライは大人に訴えるが、すべて信じてもらえなかった。“幻覚”たちの活動も活発化し、いよいよ発狂しそうになるが、ある時見つけた一筋の情報をもとにこの館の“真実”を明らかにしようとしていくが…

感想

結局悪魔かよ。でも嫌いじゃない。

結局悪魔かよと思った人は多いと思う。実際に悪魔は設定上どんなときにも使いやすい題材であるため、頻繁に映画の題材として使われる。例として私がよく話題に出すタイトルに「RECシリーズ」というものがある。この作品は閉鎖されたビル内で次々にゾンビになった人々から逃げ惑うPOV作品であるが、このゾンビ化の元凶がまさかの「悪魔」であった。

私は心底この結末に涙した。

「なんだよ…もっとましな元凶は考えつかなかったのかい」

RECという作品

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RECは確実に悪魔を使うべき映画ではなかった。というよりもっと現実的な元凶にするべきであった。じゃないとより身に迫る恐怖を感じないし、現実的な怖さを感じられない。

あとは単純にオチとして使いやすすぎて単純になりがちである。

RECという映画の映像や演出は申し分ない程神がかっていたからこそ、悪魔というギャグなオチにしないでほしかった。まぁこれに関しては私自身が悪魔系作品を嫌っているのも一つの原因だろう。RECシリーズについてはとりあえず無印を見ておいて、ギャグ映画を見たいなと思ったら「REC2」以降を観賞しよう。このシリーズの鑑賞の仕方はこれでよい。2以降は心から笑える作品であると思う。

本作の面白さ

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さて、ここまで話しておいてなんだが、今作は悪魔オチではあるけども意外と嫌いではないものであった。おそらくその理由としては、イーライisスカッとジャパンだったからに違いない。

物語自体は基本的に楽しく「ゲットアウト」のような小さな違和感を探して謎を見つけていく映画であった。(作品レベルは全く違うが)

私自身中盤までは正直ドキドキしていて非常にスリリングに鑑賞していた。3-1-7の数字を見つけた時はワクワクが止まらなかったし、話が進むごとにイーライが可哀そうで仕方がなく同情を禁じえなかった。人間信じてもらえないのが一番つらいことであるが、「スレンジャーシングス」の母親のように周囲からは狂人に見えるのもまた事実である。だからこそイーライの心中を察し、彼に同情してしまった。このイーライがいたからこそ解決の糸口を見つけた際には「ここはなんだ!?」「がんばれイーライ!」という期待で胸いっぱいだった。

結局「悪魔オチ」だったわけだが、このイーライ君がいたからこそ最後の落ちがスカッとするハートフルなサクセスストーリーに作品に仕上がったのではないかと感じた。

まぁとにかくイーライ役に抜擢されたチャーリー・ショットウェル。

本当に演技がうまい。

しかもまだ10歳。才能ってすげぇ(^^)

これからの悪魔として彼に期待である。

【おすすめ度】

☆☆☆

微妙なところである。見ても見なくてもいい作品である。

作品自体は楽しめるものの、やはり一品級の類似作品には遠く及ばないし内容自体も序盤で想像できるものであったため、正直印象深い作品ではない。とにかくイーライ君の演技がすごすぎて感情移入だけはできる作品であった。NETFLIXのオリジナル作品としてはあまりそそられはしなかった。流しみしながらたまに集中するぐらいでいいだろう。

☆は少なめである。

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著・なめこ汁

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